インプラント治療
Implant痛みを最小限に抑えた、
インプラント治療

インプラント治療は、虫歯・歯周病・怪我などの原因で、失ってしまった歯の機能を復活させる治療方法です。
当院のインプラント治療は、患者様への治療への負担、痛みを最小限に抑えられる配慮はもちろんのこと、「安全性」と「確実性」に留意して、安心してインプラント治療を受けていただけるよう、手術の方法や精密機器、インプラントのメーカーにいたるまで、万全の設備、スタッフで提供しております。
当院のインプラント治療の特徴
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インプラントの長期保証
インプラント治療には、手術と差し歯の作成がありますが、手術に関しては、メンテナンスを180日以内に定期的に受けて頂くことを条件として術後の状態を永久保証いたします。
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世界3大メーカーを導入
国内・海外ともに実績とシェアが確立されている「ノーベルバイオケア」「ストローマン」「バイオホライゾンズ」という3つのメーカーを導入しており、1人1人の状態に合った幅広いインプラントの提供が可能です。
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最短3ヶ月で治療が終了
当院では様々な治療方法で対応できるため、1日でも早く歯を取り戻したい方へ、治療期間を短縮する方法もご相談頂けます(※条件あり)。
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日本口腔インプラント学会専修医が担当
インプラント治療には高度な技術と、精密かつ慎重な対応が必要です。当院では、多くの経験を積んだ専門の担当医が在籍しており、治療中も負担を少なく、腫れや出血、痛みを 最小限に抑える治療や、難症例にも対応できます。
サージカルガイドを使った「ガイド手術」

インプラント治療における外科手術は、歯肉を切開し露出した顎の骨にドリルで穴を空け、そこに人工歯根を埋め込む処置のため、精密かつ慎重な対応が必須となります。
ガイド手術は、撮影されたCTデータを専用のシミュレーションソフトに取り込み、あごの骨の硬さや形態、神経や血管の走行、周囲の歯の根っこの位置などを確認しながら、埋め込みの位置を診断し、サージカルガイドを使って理想的な位置、角度、深さに収まるようにインプラントを埋入します。
サージカルガイドとは?
インプラント手術用のプラスチック製のマウスピース型装置で、コンピューターシミュレーションによりインプラントの正確な埋入位置、角度、深さなどガイドしてくれます。
トラブルの中で最も多い神経損傷や上顎洞への悪影響などの原因は、インプラント体を埋入する位置や角度の不備がほとんどで、これらのトラブルを避けるため、「安全性」をより確実にし、「快適」に手術を受けていただくため、サージカルガイドを使用します。


歯科用CTを使用し精密な画像を準備
通常のレントゲンでは骨の密度、神経や血管の位置などが正確にわからないのですが、CTの三次元的な画像ならこれらの位置を映像上で正確に把握することができます。
口腔内には極めて重要な神経や血管が通っており、埋入位置が1ミリでもずれたらそこを損傷させてしまう危険もあります。歯科用CT等で撮影した情報を、コンピュータ上に立体画像で映し出し、安全な場所をシミュレーションした上で装置を作るので、間違った箇所に埋入する可能性は限りなくゼロに近くなります。
体への負担が少ない
「フラップレス手術」

一般的な手術の場合、歯茎を切開・剥離した後、顎の骨に人工歯根(インプラント体)を埋め込み縫合するという手順を踏みます。一方、フラップレスの術式によるインプラント治療は、切開・剥離・縫合といったステップを省略するため、傷口も小さく済み、手術時間も短縮することができます。
また、専用ソフトでシミュレーションした結果をもとに、手術用ガイドというマウスピースのような装置をつくり、それに従って処置を進めるので、より精密かつ安全に埋入手術をおこなうことができるのです。
フラップレス手術は、どの歯科医院でも対応できるわけではありません。経験豊富な歯科医師、精密に検査ができる医療機器、安全に治療を行うための滅菌機器や衛生管理体制などの条件がすべて揃っている当院だからこそ対応できる治療方法です。


メリット
- 歯茎の切開・剥離・縫合が省略され、オペ時間が短縮。
- 歯茎の切開が不要で傷口が最小限で済むため、体への負担が軽減
- 手術当日に仮歯まで付けられるので、帰宅後すぐに通常の社会生活や仕事に戻れる。
- 本来施術が難しい高血圧症や糖尿病など全身疾患のある方でも治療が可能になる場合がある。
- 体への負担がが最小限で済むので、通院回数・治療期間を減らせる。
デメリット
- 歯茎から直接インプラトを埋入するので、事前の診査・診断、シミュレーション、歯科医師に確かな経験と技術が必要。
- 手術開始後、不確定要素が見つかった場合、安全性を重視して通常の切開を伴う処置に切り替える場合もある。
- 口腔内の状態や顎骨の質や量によっては、出来ない場合がある。
- 高度な医療設備が整っている歯科医院でないと対応ができない。
治療の流れ
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01カウンセリング(インプラント相談)
インプラント治療を検討している患者さんがまずおこなうことは、どの歯科医院で治療を受けるかという医院選定です。歯科医院によって治療のスタンスや方針、設備等が異なりますので、じっくりと話を聞いた上で自分に合った歯科医院を選ぶことをおすすめします。
カウンセリングでは自分のお口の悩みのほか、 治療の方針、治療のメリット・デメリット、費用に関する事など、疑問に思っていることは遠慮せず質問し説明を受けてください。 -
02検査・治療計画作成⇒ご契約
カウンセリングを受けて治療を希望する医院が決まったら、まずは検査をして診査・診断を受けます。検査の内容は主に、歯周病検査、噛み合わせ確認、CTによる骨密度や量などの検査等になります。
検査の結果をもとに、患者さん毎に治療計画を作成し、今後のスケジュールや見積り金額を提示してもらいます。治療計画の内容や見積金額に納得いただいたら、 契約を結び治療をスタートします。 -
03一時手術 インプラント埋入手術
検査を受け治療計画が出来上がったら、 インプラントの埋入手術をおこないます。 インプラント治療は、歯の根となるチタン制のインプラント体(フィクスチャー)を顎の骨に埋め込み、それらが結合し固定されなければ次のステップに進むことができません(チタンと骨が結合する現象のことをオッセオインテグレーションといいます)。
事前におこなった精密検査の結果をもとに、正確な位置にインプラント体を埋め込み、しっかり固定されるのを待つことになります。 -
04抜糸・仮歯調整(処置後2週間)
インプラント埋入手術終了後2週間程度で、傷口を塞ぐために使用した糸を抜糸します。
抜歯が終わった後、必要に応じて仮歯の調整をおこない、インプラント体が結合するまでの期間(待期期間)中の生活に支障がないようにします。
この段階で仮の歯は入りますが、 あまり強く噛んでしまうとインプラント体の定着が悪くなる可能性があるので、柔らかいものから噛むなど十分注意が必要です。 -
05待機期間
歯の根となるチタン制のインプラント体を顎の骨が結合し一体化するまで、ある程度の時間がかかります。
定着するまでの期間は人によって個人差はありますが、平均2ヶ月~3ヶ月程度の場合が多いです。
待機期間中は特に通院する必要はありませんが、もし埋入した部分に痛みやその他違和感が生じた場合は歯科医院までご連絡ください。 -
06二次手術 アバットメント取付
インプラント体と顎の骨が定着する頃合いを見計らって歯茎を再度切開し、双方がきちんと一体化しているかどうか確認します。
きちんと定着していることが確認できたら、インプラント体の先端部分にアバットメントという部品を装着します。
アバットメントとは、上部構造(人工歯)と、インプラント体(歯根部分)を固定するための部品で、様々な長さや角度のものがあります。処置後は切開した歯茎の形が整うまで、1~2週間程度様子を見ます。 -
07型取り⇒完成
患者さんのお口の状態や噛み合わせに合った人工歯(上部構造=かぶせ物)を作るため、型取りをおこないます。
型取りして出来上がった人工歯(上部構造)を、土台に装着して治療完了です。噛み合わせや色味など何か気になる部分があれば歯科医師までお申し付けください。
なお、装着可能な人工歯の素材には様々な種類があります。よく使われる素材は「オールジルコニア」「オールセラミック」「ジルコニアセラミックス」「ハイブリットセラミック」「メタルボンド」などです。 -
08メンテナンス・定期検査
インプラント治療は、人工歯(上部構造)がセットされた時点が治療完了というわけではありません。装着後も定期的にしっかりとメンテナンス(定期検査)を受けないと、インプラント周囲炎などの疾患が重症化し、せっかく苦労して入れたインプラントを取り外さなくてはならなくなる場合もあります。
また、インプラントの定期保証を受けるためには、定期的にメンテナンスにお越しいただくことが必須条件となっている場合があります。せっかく苦労して装着したインプラントを長持ちさせ、いつまでも健康なお口を維持するためにもしっかりと定期検査をお受けください。