予防歯科とは?重要性や自由診療にする5つのメリット

お口のトラブルを未然に防ぐため、定期的に歯科医院でチェックを受ける『予防歯科』。
予防歯科と聞くと、「意識の高い人がすること」と思う方も、中にはいるかもしれませんね。

しかし、大事な自分の歯を損わないために、予防が一番なのは事実です。

本記事では、予防歯科の重要性をご紹介していきます。
あわせて予防歯科を自由診療にするメリットも解説したので、歯のケアを快適に、より美しく仕上げたい方はぜひ参考にしてくださいね!

目次

予防歯科とは?

予防歯科とは、「今ある歯を健康に保つ」ことを目的に、定期的かつ積極的に歯科医院で検査やクリーニングを受けることを指します。

これまでの歯科治療は「痛くなったら行く」というスタイルが一般的でした。
しかし、先回りで虫歯などのトラブルを防ぎ、自分の歯の寿命を延ばすことは、日頃からメンテナンスを受けていれば可能なことです。

日本ではまだ定着していない予防歯科ですが、先進国をはじめとする海外では、すでに「歯科医院は予防のために行く場所」という意識が当たり前になっています。

繰り返し治療をすると、歯の寿命は徐々に短くなります。トラブルを未然に防ぐ予防歯科は、歯の健康を語るうえで欠かせない、大切な考え方です。

予防歯科をおこなう重要性

ここからは、予防歯科をおこなう重要性を4つご紹介します。

虫歯や歯周病の予防につながる

予防歯科で歯のケアを積極的にすると、虫歯や歯周病の予防につながります。
それは、定期検診に通ってお口の衛生管理ができていれば、細菌の数を抑えられるからです。

予防歯科では状態のチェックだけでなく、セルフケアだけでは取り切れない歯垢や歯石などの汚れを、専門の機器を使って徹底的に落とすことができます。

もしも虫歯や歯周病が見つかった場合でも、定期検診で早期発見ができれば、最小限の治療で治せるので安心です。

日本人が歯を失う原因の上位に入る、虫歯と歯周病。虫歯や歯周病の予防は、健康な歯を保つために必須だといえます。

健康な歯の寿命を延ばせる

予防歯科は、健康な歯の寿命を延ばせるという点でも重要です。

厚生労働省は、歯の健康について「定期的に歯科検診を受診して、早めに歯科治療を受ける習慣を維持することが歯の喪失を抑制する」と述べています。

健康な歯を維持することは、食事や会話を楽しむ豊かな生活に直結するもの。
定期的なメンテナンスを受けるかどうかが、自分の歯の残存本数、そして将来の生活を左右するともいえるでしょう。

参考:厚生労働省 健康日本21(歯の健康)

全身の健康にもつながる

予防歯科でお口の環境を良くすることは、全身の健康にもつながります。
虫歯や歯周病をはじめとする疾患は、場合によっては、単なる“お口のトラブル”だけでは済みません。

特に歯周病は、以下の病気に大きく影響するといわれます。

● 心筋梗塞・狭心症
● 脳梗塞
● 糖尿病などの生活習慣病
● 誤嚥性肺炎

また日本歯科医師会は、高齢者の残存本数と、認知症・転倒・要介護の関連について「元気な高齢者でいるには、できるだけ自分の歯を保有することが秘訣」と指摘しています。

予防歯科に力を入れることは、生涯にわたり健康でいるための鍵だといえます。

参考:テーマパーク8020 8020現在歯数と健康寿命

経済的な負担軽減につながる

予防歯科で歯科医院に通うことは、経済的な負担軽減にもつながります。

定期的に歯のメンテナンスを受ければ、早期発見・早期治療が可能になります。結果として、経済的に大きな負担をかけずに歯の健康を維持することになるのです。

一方、悪化してから治療をすれば、当然ながら費用はかさみ、通院の回数も増えてしまいます・・。

年に数回の定期検診が、長期的にみて、治療費やさまざまな病気になるリスクを抑えるのです。

予防歯科を自由診療にする5つのメリット

予防歯科について「保険診療でも十分じゃないの?」と思われる方もいるかもしれません。
しかし、自由診療にした場合のメリットはたくさんあります。

こちらでは、予防歯科を自由診療にする5つのメリットをご紹介します。

①高精度なケアを受けられる

予防歯科を自由診療にするメリットの1つは、高精度なケアを受けられることです。

保険診療は費用の面ではリーズナブルですが、使用できる設備や手順など、すべてにおいて制約があります。
しかし自由診療では、決められたルールの制限なく、患者様にとって最善のケアを受けられます。

たとえば、歯のクリーニングでは、高性能で歯に優しい『エアフロー』という最新設備が使えるなど、一歩進んだハイレベルな治療が可能です。

結果として、高精度で効率的な予防ケアができるため、お口の健康維持がしやすくなります。

②審美面を重視したケアも受けられる

自由診療は、審美面を重視したケアを受けられるのもメリットです。

歯石除去を中心におこなう保険診療のクリーニングは、あくまで治療を目的とするものです。
そのため、見た目の美しさを求めることはできません。

一方、自由診療では、審美面も考慮に入れた処置を受けられます。
たとえば予防歯科でおこなわれる『PMTC』と呼ばれるプロのクリーニングでは、歯の自然な色合いや光沢感を取り戻せるのが魅力です。

「予防ケアをしながら、できるだけ見た目もきれいにしたい!」という方には、自由診療が向いているでしょう。

③オーダーメイドの予防ができる

患者様の都合や要望に合わせて治療がしやすいのも、自由診療を選ぶメリットです。

先述の通り、保険適用では、必ずしも最適な選択ができるわけではありません。
その点、自由診療では治療内容や使用器具、ケアにかける回数なども、歯科医師と相談して決めることができます。保険と違って、通院頻度の制限もありません。

こまめにクリーニングに通いたい方など、自分に合ったオーダーメイドの予防をしたい方には、自由診療がおすすめです。

④時間をかけて丁寧なケアができる

自由診療で予防歯科をおこなうと、治療時間を長くすることができます。
そのため、1回の通院をしっかりと使って、時間をかけて丁寧なケアを受けられるのです。

患者様のニーズに合わせられるのは、自由診療における大きな強みだといえます!

仕事や家事で忙しい方、矯正中でお口の衛生管理を徹底したい方は、自費で予防歯科を受診することで「1回で集中的に予防ケアを受けたい!」といった要望を叶えることができます。

⑤良い状態を長持ちさせられる

予防歯科を自由診療でおこなうと、良い状態を長持ちさせられるのも魅力の1つでしょう。

予防ケアのクリーニングを受けた後は、歯の表面に歯垢や汚れがつきにくい状態を維持できます。

中でも、自由診療で使える『エアフロー』は、特殊なパウダーと水で歯の汚れをジェット噴射して落とすことのできる、最先端の画期的な機械です。

使用後は歯の表面がツルツルになり、細菌も着色もつきにくくなるため、清掃効果だけでなく予防面においても大きなメリットがあります。

自由診療という良質な治療を選ぶことは、将来の健康を見据えた、賢い選択だといえるでしょう。

当院ではお一人おひとりに合った最適な予防歯科が可能です!

予防歯科の重要性や、自由診療にするメリットをご紹介しました。
「歯がある」ということは、当たり前のことではありません。大切な歯を失わないためには、なんといっても先回りして予防することが一番です。

定期検診や歯のクリーニングなど、積極的な予防ケアを続ければ、より健康で豊かな人生を目指すことができるでしょう!

秋葉原総合歯科クリニックは、大学病院レベルの最新の医療機器を備えた、千代田区の歯科医院です。
“歯の寿命を延ばす”ことを理念に、カウンセリングを大切にして患者様1人1人に寄り添い、最適な予防歯科をご提供しております。

治療時間を短縮できる院内設備が整っているので、「忙しくて歯医者に通えない」という方にも、ライフスタイルに合わせて通院していただけます。

歯に優しく、効率的に予防ケアができる『エアフロー』を導入しているので、予防と見た目の美しさを両立させたい方へのお力添えも可能です。

「自分に合った予防ケアをはじめたい」という方は、土日も開院している当院まで、お気軽にお問い合わせください!

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