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今回も秋葉原総合歯科クリニックの「1dayトリートメント」の特徴について解説させていただきます。前回は1dayトリートメントの「印象＝型を採る工程」について触れましたが、今回は「スピード」に注目して解説させていただきます。

通常、虫歯を治療して詰め物・かぶせ物をセットする場合、形成（虫歯部分を削って形を整えること）、型取り、技工物の作成、技工物のセット・調整などの過程を経て治療が完了します。そのため、複数回歯科医院までご来院いただく必要がどうしても出てきます。また、技工物（詰め物やかぶせ物）の製作を外部の歯科技工所に依頼している場合、1週間～10日ほど期間もかかります。

一方秋葉原総合歯科クリニックで導入している、セレックシステムを利用した「1dayトリートメント」は、虫歯の切削・形成が終わった後に、口腔内スキャナーという機械でお口の中をスキャンしデータを取ります。そして、デジタルデータ化された歯型をもとにミリングマシーン（歯を削り出す機械）が自動的にセラミックブロックから詰め物やかぶせ物を作り出してくれます。そのため、程度が重くない虫歯の場合なら最短1日で虫歯治療を終えることができます。（※歯周病が重症化していたり、虫歯の進行が進んでいる場合は1日で終わらない場合もあります）

※お口の中をスキャンしてデータ化し、技工物を設計する機械です。

虫歯治療に時間がかかるということは、忙しいビジネスパーソンや家事や育児をしている主婦の方などに大きな負担を負わせてしまうことになります。来院回数を極力減らすことで、歯科医院への来院と治療のハードルを下げることができるのではと考えています。仕事や育児・介護など家庭の事情で、何度も通院が難しい方もいらっしゃいますが、1dayトリートメントなら通院回数を減らすことができます。

また、歯の形成が終わった後、通常は仮歯や仮封をして1週間～10日ほど詰め物やかぶせ物ができあがるのを待ちますが、どうしても仮歯や仮封と天然歯の隙間に唾液が入り込みます。唾液の中には虫歯菌（ミュータンス菌）や歯周病菌など、ものすごい数の細菌がいるため、本来なら形成をした後あまり時間を置かずに詰め物やかぶせ物がセットできるのが一番良いのです。「1dayトリートメント」は来院回数の削減など患者さんの負担を減らすだけでなく、治療の安全性も十分考慮された治療なのです。

虫歯の程度が軽く、歯茎の腫れが無いなどお口の状態が良好であれば、最短1時間程度で治療を終えることもできます。口の中の虫歯が気になっているが、仕事や家事・育児が忙しくてなかなか歯科医院に行けないという方がいらっしゃいましたら、ぜひ一度当院までご相談ください。担当の歯科医師が精密な検査をした上で、患者様にとってベストな治療計画をご提案させていただきます。

※最短1時間で治療可能と書かせていただきましたが、治療が複雑な場合、治療箇所が複数ある場合、技工物に特殊な色付け加工が必要な場合など、１時間以内の治療が難しいこともあります。予めご了承いただけますようお願い申し上げます。

本日も最後まで秋葉原総合歯科クリニックのブログをお読みいただきありがとうございます。